2014/05/26

姿勢の教室8~ニュートラルワーク・前~

単純ですが、実は難しい動きです。

腕や胸の力を最小限にスルスルと動かせるといいです。

やはり、骨盤・体幹固定力、背骨の動きがポイントになります。


https://www.youtube.com/watch?v=5akG0-6faQY


         東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

2014/05/23

姿勢の教室7~ニュートラルワーク・前後~

上下・左右・前後は、人の基本動作「歩行」のカギとなる動きです。

まず上下の体重の移動があり、左右どちらかに重さを移し、ようやく片足が前に出る、という具合に、常にこの三つに動きを繰り返しているのが人の動作です。

分解して体操にするとかえって解りにくいかもしれませんが、左右の動きには上下が、前後の動きには上下・左右が含まれています。

意識的に動かしにくい胸椎やいわゆる首の付け根など、癒着の多い部分にアプローチできるのが特徴です。

どこに力を入れていいのかわからなくなったときは、「姿勢の教室2」をご覧ください。

では「前後」の動きをどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=xLW3olaypMc


           東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

2014/05/19

姿勢の教室6~ニュートラルワーク・左右~

誰でもできるデンデン太鼓の動きです。

基本設定の変更と、この左右の動きだけでも様々な身体の症状、肩こりや腰痛、便秘、運動不足などに効果あります。

「字幕」取付中です。しばらくお待ちください。

https://www.youtube.com/watch?v=HFxTYTr7HPQ


        東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

2014/05/17

バンガロールの気候と酒

先週の雨季のような状態からまた強い日差しがやってきたバンガロールです。

日中の日差しの中は、体感温度40度近いのではないでしょうか。
 



カラッと暑い日の夕方、すこし涼しい風が吹くと、冷たいビールをぐいッと飲みたい方も多いと思います。


さて、乾いたノドにビールはとてもおいしく感じるものですが、実は身体はそれほど潤ってはいないのです。


アルコール分と糖分を多く含み、利尿作用の強いビールは、潤う感じがするものの、翌日は利尿と、バンガロールの乾いた暑さがあいまって身体が乾いてしまっています。

天井ファンを多用するバンガロールではなおさらです。
(日本人の身体の四季とインドの夏1,2参照)


お酒類を飲んだ次の日に、お茶やコーヒーなどカフェインをとることもまた、必要な水を排泄してしまい、潤いをなくします。


ビールを飲みたい気候ですので、飲んだ、翌日は果物やキュウリなどの夏野菜で水分、ミネラルを補ってください。


お酒をの飲んだ次の日や、脱水気味の時は、陰虚(潤い冷やすことができず、熱が出そうな感じや、こもった感じがする)の状態になりやすく、「陰」を補う必要があります。


「陰」は潤い冷やし下げる性質です。
マンゴーやウリはまさに「陰」を補う食品です。


変な熱っぽさや、こもった感じのある時はお試しください。



           東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平












2014/05/16

「姿勢の教室」5~ニュートラルワーク・上下~

ここより実際の動きに入っていきます。

音声、ますます聞き取りにくくて申し訳ありません。

眺めて、まねてみて下さい。

ご質問お待ちしております。


https://www.youtube.com/watch?v=TAc8QV2vW4A


           東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平



2014/05/15

「姿勢の教室」4~ニュートラルワークの前に~

今までの基本動作を基に、より骨盤固定力、中芯感覚を感じながら、主な関節まわりの癒着をとっていくのがニュートラルワークです。

実際の動きに入る前に、どうぞご覧ください。


         東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平


2014/05/14

姿勢の教室3~脳の設定を変える~

身体を変えようとしていろいろやってみても、何となく戻ってしまう、ということは誰でも経験するものです。

良い状態を理解し、ある程度は繰り返しが必要、というお話です。

「姿勢」に関してだけでなく、日常の様々なことに応用できます。


 https://www.youtube.com/watch?v=A-RB849jtDc


         東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平 

2014/05/13

姿勢の教室1

日本から持ち越した宿題の動画、「姿勢の教室」をyoutubeにアップしました。
声が聞き取りにくい、サイズが変などの課題はありますが、ご了承ください。これから続けてアップしていきます。
日本でのワークショップに来て下さった皆様にも見て頂き、お役に立てたらうれしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=3g6euDzhOQk

東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平



2014/05/12

より効果的なヨガライフを。

大都会のバンガロールとはいえここはインド。

最近流行りの日本のジムのような運動施設が続々と店舗数を増やす中、トラディショナルなヨガ道場も多数あり、個人で教えてくれるヨガマスターも多いようです。

しかし、ヨガの先生が、「リラックスして、まっすぐに立って」というときの位置、つまり、スタート地点を理解しているのとそうでないのとでは大きな差がでてきます。


身体がニュートラルな状態でなければ、様々なポーズや動きを、「がんばって」行うこととなります。
自分が普段使いすぎている筋肉をより強調して使い、うまく使えないところがより緩んでしまう、ということになるかもしれません。

瞑想やシャバーサナでも、本当にボーッとしたり、考えていることを追わずに「あー考えてるなー」と客観視できなければ、つまり、今ここ(心のニュートラル)にいなければ、やはり身体と同じで、普段使いすぎている脳の場所が強調されているだけ、ということになるかもしれません。




私は、ヨガをやっても、太極拳をやっても、様々な姿勢法などにしても、最初の、リラックスしてまっすぐにする、で常につまづきました。

何年もの間、普段使う筋肉、普段使う脳で「がんばって」練習しつづけましたが、身体は疲労するばかりで、今思えば頭の中はささくれ立っていたようです。


あるときから、ヨガや太極拳をやるから健康的で豊かな人生を送れるわけではなく、どのようにそのことをするか、が大事なことだと気がつきました。

身体が柔らかく可動域が広いのが良い訳ではなく、どこを基準にどのように動いていくのか、あるいは止めるのかが重要になってきます。


実はこのことは人の動き全般にいえることで、日常動作の中にこそ身体の基準といえるものが必要です。

それこそが、前述の「コアスクイーズ」で感じられる、中心と、そこから背筋群の力を入れずに背骨を立てた、中芯の感覚です。


そのことを意識してヨガをするのと、ただポーズのまねをするのとでは、結果がまったく違ってくるのです。



長期間の反復のみでいつの間にかマスターするのは根気と労力、才能が必要でしょう。

しかし、最初の基準が解れば時間や労力を無駄にすることなく理解を深め、次の目標や目的にエネルギーを注ぐことができるのです。


施術やブログを通じて、この「基準」=「ニュートラルな状態」をつくるお手伝いができれば幸いです。



           

           東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平










2014/05/08

棒灸をご存知ですか?

数年前から日本では、女性向けのお灸の本などが出版され、
わずかに認知度が上がったお灸ではありますが、実際にお使いになられたり、施術を受けることは少ないのではないでしょうか。


暑くて乾燥しているバンガロールで灸をどう使うか、が日本に
いるときの悩みどころでしたが、滞在してみて逆に使えることが
わかりました。


この数日の雨と涼しさは身体に大きな変化をもたらします。



暑くてドライな状態は、身体としては、水分を維持したいのに、
揮発してしまいます。

そこから、急に湿度が上がり、気温が下がると今度は急に揮発しなくなるため、水の滞りがおこりやすくなります。

そこに運動不足、食べ過ぎ、飲酒、添加物などの薬品が
加われば、更に滞りがおこります。


また、インドの建物は石を多用しますので、少しの気温低下で
そこはかとない冷えが足から入ってきます。



そこで、温灸や棒灸が役立ちます。

温灸や棒灸は部分的に瞬時に温めたり汗を出させることが
得意な灸です。

特に棒灸は急な気温低下に身体が対応しかねているときに、
柔らかな温熱で温めますので、何とも言えない心地よさと、
灸独特のひびき感が感じられます。


物理的にも感覚的にも滞りを除きやすいのです。


気・血・水の滞りが病気のもと、とする東洋医学の考えに
しっかりと、しかも気持ち良さをもって対応しているのが、
実は指圧マッサージやこの棒灸なのです。


灸というと「あちっ」というのを思い浮かべてしまいますが、
気持ち良いものなのです。


ただこの棒灸、日本ではかなり出番が限られます。

煙が多いのです。

しかしこれも、インドでは誠に勝手ながらクリアです。

建物が基本的に石ですし、どこからともなくお香の匂いが
日常的にしていますので、安心して?使うことができます。


日本からお灸を持ってきて良かった。




         東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平






2014/05/05

腰痛、股関節痛の予防3

体幹固定のための「コアスクイーズ」

体幹を固定するための要が「コアスクイーズ」という方法です。

コアスクイーズには体幹固定という表面的な言葉では表現できないことも含まれています。

古くから「(はら)という言葉が使われています。

体調の悪い人や弱い人を「肚に力がない」、などと言いますし、武道や行動で集中力や、もう一歩力を出したい時など「ケツの穴を締めろ」、「下っ腹に力を入れろ」などといいます。

また「腰が抜ける」というのは下腹や肛門の力が抜けることでからだの芯を失い、全身がグズグズに崩れることです。そこには不安や恐怖など精神面も表現されています。

逆に、この部分に力があれば、からだに中心ができ、集中力や底力が湧いてくるし、精神的にも安定、充実した状態と考えて良いでしょう。

コアスクイーズは使われずに放置された筋肉にスイッチを入れ、中心感覚を高め、からだをニュートラルな状態にリセットするスタート地点です。


やってみようコアスクイーズ!
①足を肩幅に開き足底を平行に置く

②下っ腹をひっこめ、尾てい骨を地球の中心に向ける(決して腰をそらせないでください)

③ おしりの穴をしめて、もちあげる

②③で一つの動きになりますが最初は分けるとわかりやすいでしょう。

「やり続ける」ことが大事です。

骨盤内、骨盤周囲の筋肉を多用し、垂れ下がった内臓ごと下腹を引き上げますので、骨盤内が活性化され、「肚」の感覚がわかるようになります。

ポイントは呼吸を止めたり、いきんだりしないことです。

風船がしぼむように息を吐ききったとき、しっかりと下腹を引っ込め、肛門を引き上げます。

4~5呼吸でかなりの運動量になるでしょう。

コツがつかめたら呼吸は関係なく、いつでもできるように慣らします。



この動作により、テニス、ゴルフなどで大きな負担がかかる腰背部の筋肉をリラックスさせ、必要な時に強い力を発揮できるように維持しつつ、安全で疲労が少ない身体をつくる基礎ができます。

また、体幹を固定できるということは、しっかりと体重が乗った状態で股関節を使うことになり、股関節にとっても、骨盤・腰椎にとっても、理想的な状態ができるのです。




                             東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

腰痛、股関節痛の予防2

構造上よい姿勢とは

「よい姿勢」は、きちんとしている、とか背筋をぴんと伸ばす、というようなことではなく、どんな状況でも、その場面で合理的で使いやすく楽なからだを維持するための基本形と思っていただくと良いと思います。

いわゆる自然体のことです。

人のからだはほとんど筋力なしで、バランス感覚によって地球に垂直に立つことができるようになっています。

バランスがくずれてしまってもいいのです。よい位置がわかっていて、もどることを心がければ、からだは常にスムーズで使いやすいものとなります。


下腹を引っ込め肛門を締めることの大切さ


バランスをとるためには、腰を反らせず、まっすぐに背骨を立てることが大切です。そのためには骨盤の角度が重要になります。

骨盤の角度が良い状態は、尾てい骨を真下に向け、肛門を締め、下腹を引っ込めることによって保たれます。こうすることで「体幹」が固定されます。


この状態ができると、お腹の圧力「腹圧」によってからだを立てるという合理的な立ち方ができます。
力みではない力でからだを立てられるのです。













写真①は下腹に力が入っていない状態です。 
写真②は下腹に力が入った状態です。
実はこれが「体幹固定」のおおもとで、腹圧を上げた状態です。
ビニール袋には筋力はありません。しかし、立っています。筋力ではなく圧力で立っています。
人のお腹はほとんど水分ですので、原理は同じです。写真右の手の働きをどうやるかが解ればいいのです。

それは、「下腹をひっこめて、肛門を締める」だけです。


これは、最初は大変な作業に感じるかもしれません。しかし、酷使する筋肉、腰、背中、首の力を抜き、バランス感覚でからだを地球に立てる第一歩が写真②です。

「酷使する筋肉の力が抜ける」ということは「疲労や凝りを感じる主な場所が楽になる」ということなのです。



                 東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平


2014/05/04

腰痛、股関節痛の予防1

バンガロールで少しずつ日本の皆様にお会いする機会がふえてきましたが、お休みの日などにゴルフやテニスを楽しまれる方が意外と多いことに驚きました。

車での移動、デスクワークの連続になってしまいがちだと思いますし、またご家族の方も、散歩やジョギング、ショッピングなど、
いつでも気軽にとはいかないとなると、運動する時間はとても貴重です。

デスクワークや、室内で座る時間が長いと、股関節の動きは悪くなります。
その状態で運動すると、股関節と骨盤の動きでするべき動作を腰椎(腰が疲れたときおさえるところ)部分で負担します。
更に腹筋、特に骨盤周囲のいわゆる下っ腹や肛門にしっかり力が入り、体幹部をしっかり固定できないと腰部・背部の筋肉はたちまち悲鳴を上げてしまいます。

ゴルフ・テニスは、前傾、回転系の動きになりますので、なおさら気遣いが必要です。

大事なことは、股関節がしっかり動くこと、下腹を引き締めることです。

ポイントをお伝えしますので、腰痛や股関節痛の予防にお役立てください。



 まずは自分の姿勢をチェックしてみましょう。



はじめに、柱や壁を使って、自分の姿勢を見てみましょう。

左右は中心を意識することで、改善されてくるものですので、横から見たときの前後差をチェックしましょう。
できれば、写真を撮って、客観的に見ることをおすすめします。

かかとと頭を壁につければ、①の写真のように、ほとんどの人は腰と首の後ろにスキマができるはずです。



②のようにスキマが少ないほうが使いやすく楽できれいな姿勢を保つのにはいいのです。










              東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

2014/05/02

日本人の身体の四季とインドの夏 2

昨日今日と夕立があり、少し潤ったかな、と思いましたが、そうでもないようです。

昨日妻が靴を洗い、びしょびしょのままタイルの上に置いてありました。

明日は履けないな、と思っていると朝はからからに乾いていました。
乾燥しているのですね。


人の身体も拡大すると、穴だらけの皮膚に水が入ったようなものですから、実は乾きやすいのです。

昨日肝について書きましたが、肝がコントロールしている血は、車でいうガソリンに当たりますが、その形態も少し似ています。

ガソリンを常に補充しないと車は走りませんし、空気にふれると揮発して減ってしまいます。

血も常に補充が必要ですし、乾燥に非常に弱いのです。

血の補充は、脾胃が食物を身体が使える状態に変化させて、更に腎・心・肺の力を使って全身に送っています。


古典的な鍼灸を専門としている人は脾胃を非常に大事にします。
診断がつかなければ脾胃を治療せよ、というほど、必ず診るところです。

身体にとって重要な水と栄養、つまり、血をつくりだす第一関門が脾胃だからです。

ここでしっかりと水と栄養を確保し、腎に水分を与えなければ、たちまち身体は干からびてしまいます。

バンガロールの日本の方にとって血を酷使するこの季節は、脾胃を補って肝が仕事をまっとうできるように、また、脾から水を受けた腎の働きで身体が干からびないようにしていかなくてはいけません。

水分と言っても水をたくさん飲めば大丈夫なのではありません。

黄帝内経に、甘は脾を補う、とあります。
2000年以上前の本ですから、甘はチョコレートやアイスクリームではないでしょう。

一種の旨みと言ってよいでしょう。

ここインドにはいいものがあります。

果物です。

水分、繊維、糖分をふんだんに含んだこの季節の果物は、脾胃にとって、ごちそうです。

私は日本ではほとんど果物は食べませんが、インドに来るとどうにも食べたくなります。

食べれば体調は良くなります。

季節にとれる土地のものは身体を守ってくれる、そんなことを実感できます。



脾胃や肝のために良いことがもう一つインドにあります。
ヨガです。

特に腹部を良く動かす動き、そらす、ねじる、脇腹をのばす、腹式・胸式呼吸など、どんな臓器、季節にも良いですが、特に脾胃には有効です。便通にも効きます。


思いきって地元のヨガ教室に通ってみるのもいいかもしれません。

私も自宅が落ち着いたので、タイチーやヨガをフル再開です。





                             東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平

2014/05/01

日本人の身体の四季とインドの夏

春と秋は寝違いの多い季節です。

特に春は寝違い・急性腰痛・こむら返り、いわゆる「スジ違い」のようなことがよくあります。

鍼灸師の教科書、「黄帝内経」によれば、春は肝の季節、肝は筋を司る、とのこと。

筋とは今の筋肉とは少しニュアンスが異なるようで、ちょっとスジばった部分や寝違いの時痛くなる首の奥のなんともいえないところ、を指すと思って下さい。

肝は東洋医学では「将軍の官」といい、動く時に命令と共にエネルギーを送り込む、エネルギーつまり「血」をコントロールします。

それがなぜこの暑いインドに関係があるのかというと、我々は、特に日本人のような四季のはっきりした場所に住む人は、身体もまた四季を持っています。

実際に常に脈をチェックしていると、弦(春)洪(夏)浮(秋)沈(冬)という変化が表れるのが普通です。

しかし4月にいきなり夏が来るインドでは身体の変化と合いません。
もちろんインドの人達はそのように育っていますので大丈夫です。

日本人にとって春は肝ががんばって、冬に収蔵したエネルギー、血を動かし夏にじゃんじゃん血を動かして汗をバンバンかく準備期間です。

それがいきなりこの暑さ、準備なしに100メートル走状態です。

しかも、湿気の無いバンガロールは、エアコンよりも天井ファンがメジャーなため、ついつい回したまま寝てしまったりします。

夜は肝に血を集め、じっくりと身体を休める時間なのですが、湿気がなく、風が当たるということは、体表を潤し、温めるために肝に集まるはずの血をまた使うことになります。

準備期間どころか夜昼問わず、フル回転してしまうわけです。

ですから日本の方は、エアコンを適度に使用し、夜は首ふり扇風機などうまく利用し、この季節をのりきってください。

身体に四季を持つ私たちにとって、インドの4・5月は最も厳しい季節です。
エアコンをうまく利用し、睡眠を長めにとりましょう。



                              東京ニュートラル指圧(バンガロール)山下洋平